Takashi's Study Abroad

偏差値40台の高校を卒業してからアメリカの大学を首席で卒業(GPA4.0)し、ミュンヘン工科大学の大学院に合格。5年間のアメリカ留学で経た知識や経験を活かし、現地又は留学準備で役に立つ情報を発信していきます!

生活

アメリカの人種差別

2019年6月18日

 

 

こんにちは! 

 

今回はアメリカの人種差別について綴っていきたいと思います。 

 

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色々な人種の方々が混在するアメリカでは人種差別に対してとても敏感です。 

 

特に黒人の方が差別的な扱いをされてきた歴史があるので、差別的な言動は本当にタブーです。 

 

私も日本人(アジア人)ですので、他の人種の人たちから見れば差別の対象になりうる存在です。 

 

しかしながら、5年間のアメリカ生活の中で色々な人種の方と関わる機会がありましたが、アジア人だからといって私が差別されていると感じたことは一度もありません。 

 

ただ、他の日本人の友人から話を聞くと、差別された経験があると答える人もいるのが現状です。 

 

差別をされていい思いをする人はいないと思いますが、お互いの理解を深めることで勘違いを解消することが問題解決の近道ではないかと思います! 

 

まずは相手を知りましょう! 

 

 

 

 

 



アメリカ人から見た日本人

私個人の意見ですが、日本人は他の外国人と比べてアメリカ人に好印象です。 

 

イメージとしては真面目で礼儀が良くて、シャイという印象を持たれています。 

 

ですが、日本人の友人が少ないアメリカ人にとって韓国人と日本人は中国人に見えてしまうようです。 

 

まぁ、私たちもたまに間違えてしまうので間違えられたとしても許してあげて下さい。 

 

テンポとノリがいいアメリカ人に”中国から来たの?”なんて聞かれても腹を立てず、日本人であることを伝えてあげましょう。 

 

大抵の場合、本人に悪気はありません。 

 

勘違いをする人も多いかもしれませんが、好印象だからといって恋愛対象や友人関係になりやすいかは別問題です。 

 

あくまでも日本人はいい人という感じです。 

 

また、スポーツをしている人は経験があるかと思いますが、アジア人はあまりスポーツが得意ではないという印象を持たれがちです。 

 

確かに、体格が規格外のアメリカ人に比べて細めのアジア人はそういう印象を持たれてしまうかもしれません。 

 

私もサッカー部に入りたての時はパスが回ってこないことが多いです。 

 

ただ、実力を見せてあげると快く認めてくれます。 

 

さらに、日本人は頭が良いと思われがちです。特に数学に関しては天才と思われています。 

 

実際のところはアメリカ人の数学の基礎が崩壊しているケースがほとんどで因数分解を解いてあげるだけで数学のスーパースターになれます。 

 

 

 

黒人の方への人種差別

アメリカで人種間の差別が事実上なくなってから数十年の月日が経ってますが、人種差別の歴史を持つ黒人の方々は人種差別にとても敏感です。 

 

私の大学では悪ふざけで人種差別的な言動をSNSでアップした動画が生徒間で広がり、学生デモが起こりました。 

 

学校側も人種差別に関する対策本部を設置するなどして対応していましたが、そのくらい人種差別問題はシリアスなのです。 

 

多くの犠牲を払って成り立った人種間の平等を守る為に主張するのは当然のことです。 

 

ただ、みんなが通る通路の前で演説をしたり、夜中に大声でデモ活動をするのはやめてほしかったです。 

 

また、黒人の方全員がアグレッシブなわけではありません。 

 

私の黒人系のサッカーのチームメイトはデモに対してほぼ無関心でした。 

 

教育や育った環境、周りの状況にもよると思いますが、黒人の方全員が人種差別に対しアグレッシブに反応するわけではないということです。 

 

これだけ人種差別に敏感な黒人の方々ですが、お互いをNワードで呼び合っている場合やラッパーがNワードを連発している歌がありますが、これはあくまでも黒人方々が使っているので成り立っているだけであって、他の人種の人が使うとアウトです。 

 

例外として本当に仲の良い親友がふざけあって使っている場合もありますが、基本的にタブーです。 

 

不思議な現象です。 

 

 

 

気を付けること

悪気が無くても、差別的な言動は絶対に避けましょう。 

 

もし、向こうから差別的な言動をされても感情的にならず、その場を離れましょう。 

 

差別的な言動をする人はあなたの友達に向いていない可能性が高いです。 

 

真っ向から対立してもトラブルが大きくなるだけでいい思いはしません。 

 

人種差別に勝ち負けはないのでスムーズにその場を離れる大人の対応を心がけましょう。 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。 

 

今回は人種差別について綴っていきましたが、同じ人間であるにも関わらず、線引きをして優劣をつけるのは人の性なのでしょうか。 

 

そういう歴史があったという事実は消せませんし悲しい事ですが、その歴史に縛られる必要もないと思います。 

 

お互いを理解する気持ちがあれば防げる摩擦を過去の歴史からまた生み出さなくてもいいのではないかと思います。 

 

留学を通して学べることは英語だけではありません。 

 

文化や生活、歴史など様々な視点から世界を探ってみましょう。 

 

-生活

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