Takashi's Study Abroad

偏差値40台の高校を卒業してからアメリカの大学を首席で卒業(GPA4.0)し、ミュンヘン工科大学の大学院に合格。5年間のアメリカ留学で経た知識や経験を活かし、現地又は留学準備で役に立つ情報を発信していきます!

生活

アメリカで車を運転しよう!

2019年6月4日

こんにちは! 

 

今回はアメリカでの車事情について綴りたいと思います。 

 

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国土面積が広すぎるアメリカに住んでいる人達にとって車は必需品です。 

 

都市部以外の電車やバスなどの公共交通機関もあまり発達していないので頼りになりません。 

 

歩道や自転車専用のレーンも最低限で、道路はほぼ車用です。 

 

逆に言うと、車を持っていればどこにでもスムーズに行けるということです。 

 

私も一時期はマイカーを持っていたので、その経験から免許取得や、車購入、パーキング事情まで幅広く書いていきます。 

 

 



運転免許証

 

公共道路で車を運転する際に必要な免許です。 

 

日本の運転免許を持っている人は国際免許を取得すれば、運転可能です。 

 

アメリカで運転免許証を取得しようと考えている人はまずDMV(Department of Motor Vehicle)に行き、試験の申し込みをしましょう。 

 

DMVとは運転免許証のデータ管理や、車の登録などの業務を一手に担っている組織です。 

 

 

 

試験は筆記と実技の2種目です。 

 

筆記に合格すると仮免許が貰えて、運転免許を持っている人が助手席にいれば公共道路でも運転できるようになります。 

 

実技試験を受けるには筆記試験合格から1か月以上開けなければなりません。 

 

その間に練習しましょうということです。 

 

 

 

試験申し込みから試験当日までの流れです。

まずはオンラインでOffice Visit の予約を取りましょう。 

 

予約を取らなくても直接窓口で筆記試験の申し込みができますが、混雑が予想される場合は予約を取るほうが賢明でしょう。 

※私の経験上ですが、この予約システムがあるDMVは大体混みます。 

 

予約を取り終えたら、予約日に必要書類を持ってDMVに向かいましょう。 

 

パスポートや学生証、ビザはもちろんI-94も忘れずに持っていきましょう。 

 

また、試験の申込用紙をあらかじめ記入しておくとスムースに試験に移れます。 

 

視力検査、写真撮影をして筆記試験に臨みます。 

 

私が試験を受けた会場ではDMV施設内の恥に仕切りのないテーブル1つ設置され、四人が囲むように座り試験が行われました。 

 

試験監督がいたものの正直カンニングし放題でした。 

 

私以外の受験者はメキシカン系のおばさん方でやりたい放題やっていました。 

※これは私の経験上ですので全ての試験会場が緩いというわけではありません。 

 

全部の解答欄を埋め終えたら、採点者のところに答案用紙を持っていき採点してもらいます。 

 

その場で合否が伝えられ、合格するとその場で仮免許を発行してもらえます。

 

 

 

 

さて、仮免許を取得したら友人や知り合いの車を借りて運転の練習をしましょう。

広めの駐車場から始めるのがベターだと思います。 

 

慣れてきたら、公共道路に挑戦しましょう。 

 

実技試験の運転ルートはDMV周辺の公共道路ですので、周辺の標識や道路などはよく確認しておきましょう。 

 

実技試験当日は欠陥のない保険付きの車を持参する必要があります。 

 

知り合いの車や運転免許保持者の名義で借りたレンタカーを持っていきましょう。 

 

試験内容は助手席に座っている試験監督の言うとおりに運転するだけです。 

 

左折や右折、車線変更、縦列駐車など支持されますので言うとおりに運転してください。 

 

難しいテクニックは要求されませんが左折や右折、車線変更時のミラーの確認を含めた安全確認はしっかりとしましょう。 

 

普段は片手で運転していても当日は両手でハンドルを握ったほうが無難です。 

 

また、アメリカでは信号が赤であったとしても右折できる交差点がありますが、曲がらなくても減点にはなりません。 

 

しかし、標識があり、赤信号で曲がってはいけない所で曲がってしますと一発で不合格です。 

 

確実でない時は青信号まで待ちましょう。 

 

中央線がない道路も多々ありますのでなるべく右側を走ってください。 

 

運転速度は遅すぎると減点になりますが、それだけでは不合格になりませんので安全に普段より低速度で運転する方がよいでしょう。

 

 

 

 

試験の料金は州によって様々です。 

 

私が受けたところでは$30で筆記と実技を合わせて3回受けることが可能でした。 

 

日本の教習所と比べて驚くほどリーズナブルです。 

 

試験内容は選択問題と標識の問題です。 

 

試験言語は選択可能で日本語もあります。 

 

試験文がグーグル翻訳で訳したような分かりにくい日本語だから英語で受けることをお勧めされましたが、当時英語に自信がなかったので日本語で受けました。 

 

特に日本語の文面を理解するのに支障はなかったです。 

 

実際に出題される問題は基本的な問題ばかりです、制限速度やアルコール度数についての数字関係は押さえておきましょう。 

 

合格基準も低く何問か間違えても合格できます。 

 

試験勉強の為のマニュアルが無料で配布されていますが、ウェブやユーチューブなどで試験対策と検索し勉強する方が効率的だと思います。 

 

 

車の購入

 

もちろん、一番安心なのはディーラーを通して購入することです。 

 

中古車の場合は車に詳しい人と一緒にいくとより安心です。 

 

ですが、学生にとって車の購入は大きな出費です。 

 

何とか安く手に入れたいという人も多いかと思います。 

 

そんな方は知り合いや友達、大学の生徒専用のフェイスブックグループ等から車を売ってくれる人を探しましょう。 

 

特に留学生で卒業し母国に帰る人は車を買ってくれる人を探している確率が高いです。 

 

車の引き渡しの手続きが簡単なので学生間でも車の受け渡しが可能です。 

 

車保持者はDMVに登録された車を保有しているという証明書を持っているのですが、その書類を車受け取り人がDMVに持っていき、サインを上書きするだけで引き渡し完了です。 

 

簡単な反面、その書類を盗まれてサインを上書きされてしまうと、実質的に車を盗まれたことになります。 

 

さらに安価な車を探したい場合はクレイグリストを使ってみるのも手ですが、見知らぬ人から車を購入するため車の性能や状態に保証がなく危険です。 

 

売り出し人が掲載している車の情報も当てになあらない場合もあります。 

 

初心者でもわかる基準としては車のマイル数が200,000を超えている物は敗者寸前と認識しましょう。 

 

購入後どのくらい車を使うかにもよりますが、マイル数は低ければ低いほど安心です。 

 

また、オートやマニュアル、シリンダー数の確認とオイルチェンジやエンジンを含めたその他部品交換の証明書の提示を求めましょう。 

 

 

盗難対策

 

車を購入後、盗難対策を行って下さい。 

 

ハンドルに取り付けるタイプ等のロックを購入することをお勧めします。 

 

また、アプリと連動するGPS機能がついたセンサーを設置するのもよいでしょう。 

 

アメリカの車盗難は頻繁に起こります。 

 

特に日本車はドアの開錠は窓を割らずに出来ますし、鍵なしでエンジンをスタートさせることも容易です。 

 

犯人は主にドラッグディーラーで薬物を運ぶ際に証拠が残らない盗難車を使用するケースが多いようです。 

 

盗難が発覚した際は直ぐに警察に届けましょう。 

 

私が車を盗まれた際は警察に届け後、1週間で隣町の民家の前で見つかりました。 

 

大抵、1週間から1か月程度で見つかるそうですが、車内は相当荒れていました。 

 

トランクは犯人が窃盗したであろう大量のギフトカードやお酒が入っていました。 

 

警察が麻薬などの違法物がないか確認した後、車と車に残された物品は全て車保持者の物になります。 

 

 

パーキング

 

車社会であるアメリカでは路上駐車が頻繁に見受けられます。 

 

しかし、ルールを知らずに路上駐車をすると罰金が発生することもあるので、路上駐車出来る道路とできない道路をしっかりと区別しましょう。 

 

基本的に縁石が何も塗装されていない所で車道が広い道路は路上駐車可能ですが、標識に止めてはいけない時間帯が書いてあることがあります。 

 

ごみ収集車や清掃車がその道路を通過する時間帯が主に駐車出来ない時間帯です。 

 

また、何かしろの色に塗装されている縁石は時間制限があったり、防火水槽が近くにあったりとルールがあるので駐車は避けたほうが無難です。 

 

もちろん、駐車場を借りる方が確実に罰金を防げますし、安全です。 

 

市内へ出かける際はパーキングドットコム等で駐車場を予約しておくと駐車代を安く抑えることが出来ます。 

 

また、電車を利用する際は駅隣接の駐車場を月額で借りたり、駐車料金がかからない週末を利用することもお勧めです。 

※週末でも駐車料金が発生する所もあります。 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。 

 

車社会のアメリカですが、今はウーバーやリフト等で安く簡単にタクシーを利用することができます。 

 

しかし、地方だとまだまだタクシードライバーがいなかったり、公共交通機関が整っていなかったりとマイカーなしでの生活が困難な地域もあります。 

 

長期間の滞在が決まっているのであれば購入するのもありだと思います。 

 

学生の場合、価格がネックになる場合がありますが友達やクレイグリスト等で比較的安価で購入している人を何人も見ています。 

 

自分の命、又は他人の命を車に託す為、リスクをしっかりと理解した上で運転をしましょう。 

 

コメント、質問等御座いましたらコメント欄まで宜しくお願いいたします! 

 

 

-生活

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