Takashi's Study Abroad

偏差値40台の高校を卒業してからアメリカの大学を首席で卒業(GPA4.0)し、ミュンヘン工科大学の大学院に合格。5年間のアメリカ留学で経た知識や経験を活かし、現地又は留学準備で役に立つ情報を発信していきます!

留学

学費が1学期たったの$3,075⁉安くなる秘密を紹介します!

2019年7月18日

 

 

こんにちは! 

 

今回は私が実際に払っていた学費を公開しつつ、なぜ1学期たった$3,075で大学に通うことが出来たのかを綴っていきたいと思います。 

 

私が通っていた大学→ State University of New York at Plattsburgh(ニューヨーク州立大学プラッツバーグ校) 

 

 

 

calculator-385506_1920 

 

 

 

別の記事でも書きましたが、アメリカの学費はものすごく高いです。 

 

州別の学費はこちらから↓ 

 

 

 

 

カリフォルニアにある大学の学費はこちらから↓ 

 

 

 

 

 

記事を参考にして頂いた方や実際に学生を経験された方は分かると思いますが、1学期の学費が$5,000を超える所がほとんどです。 

 

私立だと、その2倍や3倍以上はします。 

 

では、なぜ私の学費はそんなに安くなったのでしょうか? 

 

秘密は私の通っていた大学の制度に隠されています。 

 

 



 

 

奨学金制度

 

まずは私のある1学期の明細を見て下さい。 

 

 

2019-07-11 (2) 

 

 

 

2018年の秋学期です。 

 

Tuitionのところが学費ですが、$8,325となっています。 

 

私が通っていた大学は州立大学なのですが、他の州立大学と比べてもだいぶリーズナブルな方だと思います。 

 

リーズナブルなんですが、その大学は留学生でコミュニティーカレッジから編入すると一定金額の奨学金が誰でも貰える仕組みになっています。 

 

コミュニティーカレッジってなに→ コミュニティーカレッジで学費を節約しよう 

 

奨学金の額は上記のPayment and Financial aidと書かれているところに表示されています。 

 

Cont. Community Awardが$2,500 

 

International Grant-insが$1,250 

 

International Scholarship-insが$1,500 

 

となっています。 

 

これは1学期ごとに支給される奨学金ですので、1年計算だと奨学金は$10,500になります。 

 

勿論、給付型ですので、返済は不要です。 

 

 

なぜ、そんなに奨学金を給付してくれるの?

 

私が通っていた大学は留学生の入学率を上げることに力を入れています。 

 

アメリカの多くの大学の大きな収入源である留学生の確保はどの大学でもある程度必要不可欠です。 

 

公立大学は地元の学生と他の州から来ている学生(留学生を含む)で払う学費が大きく異なります。 

 

英語が第一言語ではない留学生を受け入れることで、学校全体の授業の質が下がってしまう懸念はあるものの、地元学生の2~3倍の学費を払う留学生は貴重な収入源です。 

 

しかし、その収入源を削ってでも、奨学金を給付して留学生を向かい入れたい理由があります。 

 

それは、地元学生の入学率の減少です。 

 

そもそも、学生がいなくなっては、大学ビジネスは成り立ちません。 

 

ですので、学生の減少は大学側にとっては致命傷なのです。 

 

しかし、GPAの基準を下げて、学力の低い学生を向かい入れると、授業の質を落としかねません。 

 

それを防ぐために、より優秀な留学生を奨学金を積んで引っ張ってこようという魂胆です。 

 

まぁ、有名大学に行けるGPAがあっても、学費が高いから行けないって方も多いと思いますのでWin-Winなのではないでしょうか。 

 

 

奨学金の見積もり

 

それでは、次にどれくらい奨学金を貰えるのか計算してみましょう。 

 

 

まずは、State University of New York at PlattsburghのウェブサイトのScholarship Calculatorにアクセスします。 

 

ウェブサイトはこちらから→ SUNY Plattsburgh Scholarship Calculator 

 

上記のURLをクリックすると下記のような画面が出てきます。 

 

 

2019-07-11 (5) 

 

 

 

2019-07-11 (6) 

 

 

次に高校からFreshmanとして大学に進学する方は高校の成績とSATのスコア、出身国、ナース専攻の有無を記入して、すぐ下にある赤いEstimateのボタンを押します。 

 

すると、こんな感じで奨学金の見積もりができます↓ 

 

 

2019-07-11 (8) 

 

この条件だとInternational Campus Community Awardの$5,000とGlobal Diversity Awardの2,500が貰えるようですね。 

 

色々と数字をいじってやってみましたが、成績が優秀だと最高$6,000が追加で貰えるそうです。 

 

その場合、1年で$13,500の奨学金が貰えることになります。 

 

編入の場合はInternational Transfer Scholarship and Costの欄に出身国と編入前の成績を記入して、すぐ下の赤いEstimateのボタンを押してください。 

 

結果の見方は上記と変わりません。 

 

ただ、編入の人の場合はGPAで貰える奨学金の額が変わってきます。 

 

International Campus Community Awardの$5,000とGlobal Diversity Awardの2,500はGPAに関わらず誰もが受け取ることができます。 

 

それにプラスでGPAが3.3以上の学生はTransfer Excellenceの$3,000が追加で貰えます。 

 

GPAが3.2~3.0の学生はTransfer Merritの$2,000が追加で貰えます。 

 

GPAが2.9~2.7の学生はTransfer Achievementの$1,000が追加で貰えます。 

 

残念ながらGPAが2.6以下の学生はInternational Campus Community Awardの$5,000とGlobal Diversity Awardの2,500のみしか貰えないようです。 

 

 

学校の立地

 

そもそも、私が通っていた大学はカナダとの国境沿いにある小さな町にあります。 

 

大学の近くには川が流れていたり、自然豊かな山岳に囲まれている為、大学周辺には多くのハイキングスポットがあります。 

 

都会から少し離れている分(と言ってもモントリオールまで車で30分)学費が安いというのはあると思います。 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。 

 

学費がネックになりやすいアメリカ留学ですが、地方の大学で奨学金を貰えれば案外安く通えたりします。 

 

奨学金に加えて、学校内でアルバイトをして、お小遣いを稼ぐのもいいですね。 

 

また、寮長(RA)になって無料で寮に住んだりと工夫すれば生活費も削減できたりします。 

 

それではまた! 

 

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